笑顔はじける未来つくる 仕事始めで県職員
和歌山県庁の仕事始め式が6日、和歌山市の県民文化会館大ホールであり、本庁や同市にある地方機関に勤務する職員約800人が出席した。
仁坂吉伸知事は訓話で「誰かが言うから一生懸命やりましたではなく、自分で考え企画して仕事を仕上げ、後に語れるような思い出を県庁生活でつくってほしい。つらいことや失敗することもあると思うが、くよくよせず(仕事の)思い出づくりに励んでほしい」と呼び掛けた。
職員を代表し、ねんりんピック推進課の前田安宏主査(40)が壇上で決意を表明。ねんりんピックや和歌山県人会世界大会、串本町への民間小型ロケット発射場の誘致決定など昨年の動きを振り返り、「和歌山の魅力を国内、海外にPRできた一年だった。人口減少や南海トラフ巨大地震など多くの課題と向き合っておりますが、仕事と家庭を両立させつつ、あふれる情熱を持って課題解決に取り組み、笑顔はじける未来をつくりあげることをお誓い申し上げます」と述べた。