和市の新たな漏れ修繕完了 断水や濁り発生せず
20日夜に新たに漏水が発見された国道24号花山交差点(和歌山県和歌山市鳴神)地下の水道管の修繕工事が22日早朝、完了した。道路の復旧工事のため、同交差点では引き続き片側1車線ずつの交通規制が行われている。
市企業局水道工務部によると、修繕したのは加納浄水場(松島)と秋葉山配水池(和歌浦東)を結ぶ直径1・5㍍の水道管。20日午後8時30分ごろに漏水が見つかり、22日午前0時に送水を止めて修繕工事を開始し、5時15分ごろに完了した。
20日深夜に修繕工事を試みた際は、水圧が工事可能なレベルまで下がらなかったが、今回は、送水を止めたのに加え、漏水箇所近くのバルブを閉めるなどの対応により、無事に工事を進めることができたという。
一般家庭などに配水される前の水道管の工事のため、断水にはならず、工事による濁り水の発生など市民生活への影響もなかった。
今後は、漏水により地下に空洞ができていないかなどの調査を行い、道路の復旧を急ぐとともに、漏水原因の検証などを進める。