総文の知名度アップへ 高校生が企画委員会
2021年に和歌山県内で開かれる全国高校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)の生徒企画委員会が9日、和歌山市小松原通の県民文化会館で開かれた。5回目となる会合では、部会の会議とともに各部門と企画委員会をまとめる生徒実行委員会の委員長と副委員長を決め、委員長は開智高校1年の前冬磨君、副委員長には同校1年の竹田一貴君と県立田辺高校2年の岡本妃乃さんが選ばれた。
委員長は演説し、委員らによる投票で選出。高知のプレ大会に参加し、地元の人々の喜ぶ姿を見てリーダーを志したという前君は「佐賀や高知に負けない記憶に残る大会にしたい」と意気込みを話していた。
また、3月15日に総文500日前イベントを予定している広報イベント部会では、当日配布するきいちゃんの缶バッジやお面を製作。イベントの司会者のオーディションも行い、桐蔭高校1年の梅本陽菜さんと橋本高校1年の鳥羽千智さんが選ばれた。梅本さんは「イベントに来てくれた人に総文と和歌山の良さを伝えられたら」、鳥羽さんは「総文の知名度はまだまだ。仕事をしっかりこなして、皆さんに知ってもらいたい」と話していた。
他の部会では、参加者を食でおもてなしする提案や和歌山ならではのパレード企画、韓国語のビデオレター作成などに取り組んでいた。