特殊詐欺が5件増加 県内の1月犯罪情勢

和歌山県警は1月の犯罪情勢を発表した。刑法犯の認知件数は295件(前年比78件減)で、特殊詐欺は5件だった。

本紙エリアの市町村別犯罪率は岩出市が3位で0・47(25件)、和歌山市が5位で0・37(134件)、紀の川市が6位で0・37(22件)となった。

多発している罪種・手口は万引が18・0%、自転車盗が13・9%、器物損壊が10・2%と続いた。増加した罪種・手口は詐欺が18件、空き巣が11件、払出盗が3件となった。

特殊詐欺の被害状況は認知件数5件(前年比5件増)で、被害総額は1787万9000円。 市町村別発生数は和歌山市で3件、海南市、紀の川市で各1件となった。詐欺の種類はオレオレ詐欺が2件、架空請求、預貯金、キャッシュカード詐欺が1件ずつとなっている。