マスク姿に笑顔咲く 県内公立高校で合格発表

2020年度公立高校入試の合格発表が18日に和歌山県内の各校で行われた。

ことしは新型コロナウイルス感染症予防のため、学校での掲示とともにホームページでも結果を同時発表。受験生にはできるだけホームページで確認するように呼び掛けられていた。

普通科で倍率が最も高かった県立向陽高校(和歌山市太田)ではマスク姿の受験生や保護者が訪れた。例年より人は少なかったが、合格発表の数分前から少しずつ集まり、数十人ほどが受験番号の掲示を待っていた。

森脇悠太君(15)は「合格できてうれしい。休校の間は塾に早めに行くようにして、早寝早起きして生活リズムを守るように心掛けた。高校でもたくさん友達をつくりたい」、藤木玲名さん(15)は「友達や塾の先生とたくさん話し合いながら受験勉強してきた。高校では、部活と勉強を両立できるようにしたい」と合格の喜びを話した。

追募集の出願は24日。学力検査、再学力検査は26日、合格発表は30日午前10時に行う。

スマートフォンで合格発表を見る受験生

スマートフォンで合格発表を見る受験生