グループホーム「パプリカ」 和歌山市に開所
和歌山県和歌山市広瀬中ノ丁に今月下旬、障害のある人のためのグループホーム「パプリカ」がオープンする。運営する「有限会社ViVifala(ヴィヴィファーラ)島ゆかこ」の島由佳子代表取締役は「障害があっても個性を豊かに発揮できる環境を整えている。利用者さまから学ばせてもらいながら、グループホームを一緒に成長させていきたい」と話している。16日まで内覧会が行われる。
グループホームは木造2階建てで敷地面積365平方㍍、延べ床面積200平方㍍。「パプリカのようにカラフルで色とりどりの個性を豊かに発揮できるようにしたい」と名付けた。
外壁と内装は白を基調とし、扉や壁はカラフルにして明るい雰囲気。過ごしやすい安心感のある色合いに仕上げている。
完全個室で全10部屋(うち短期入所のショートステイは2部屋)を用意しており、安心してゆったりとした時間を過ごすことができる。
地域と交流するための「ドッグラン」(長さ22㍍)も設置。イタリアン・グレイハウンドの「カラ之介君」(5歳)が出迎え、利用者や来所者の心を癒やす。
1階・2階のリビングには木材を加工し健康維持を図る「トレーニングスペース」を設け、スプリンクラーも設置。スタッフは「地域と共に穏やかな生活を。『こんな所で住んでみたかった』を実現します」と話している。
入居は18歳から64歳まで。ショートステイは子どもの利用も可能。スタッフが24時間常駐する。内覧会は15、16日の午前10時から午後4時まで。予約不要。別日の見学希望者は同グループホームへ。利用者とともにスタッフも募集している。条件は調理ができて体力がある人。
【グループホームパプリカ】和歌山市広瀬中ノ丁2丁目88番地▽℡073・488・7788、FAX073・488・7798