国体基金を設置へ 和歌山市議会に条例案
和歌山市議会の2月定例会が24日、 開会し、 市は平成27年の 「紀の国わかやま国体」 の運営費を積み立てる 「市国民体育大会運営基金」 を設置する条例案を提案した。 本年度は一般財源から4億円を積み立て、 26年のリハーサル大会までに6億円を目標に積み立てるという。
国体推進課によると、 26・27年に経費が集中することを避けるため、 あらかじめ基金を積み立てることで開催年度の一般財源の持ち出しを平準化することが大きな狙いだ。
当初予算案には、 「スカイタウンつつじが丘テニスコート」 の整備費用として3億9540万円(25年度の債務負担行為分を合わせると21億8766万円)が計上されているため、 いよいよ国体に向けた準備が本格化してきた。
この他、 市は総額11億384万円となる一般会計補正予算案など31議案を提案した。 当初分は、 3月1日に提案する。