和歌山市にマスク1万枚 経営者有志の仲良会

多業種の企業経営者らでつくる「仲良会」(和歌山県和歌山市を愛する有志達の会)は25日、新型コロナウイルス対策に役立ててもらおうと、サージカルマスク1万枚を市に寄贈した。

同会の交流の中で、医療・介護従事者らが使用するマスクが不足していることが話題になり、メンバーの取引先を通じて調達し、11社が協力して寄贈することを決めた。

市役所市長室で寄贈式が行われ、同会から良誠工業㈱の中山勝裕代表取締役、㈲西尾組の西尾雅之代表取締役ら5人が出席。尾花正啓市長は「高齢者施設などでマスクが不足すると大変。寄贈はありがたく、有効に使わせていただきたい」と述べ、同会に感謝状を贈った。

中山さんは「和歌山市での感染をできるだけ少なくしたい」、西尾さんは「マスクが少なくて大変な思いをされていることを知り、お役に立ちたかった」と話していた。

中山さん、西尾さんの他、寄贈に協力したのは次の各社の皆さん。

赤井康紀(㈱合同興業)▽野口祥史(三和ハード㈱)▽吉川方人(㈱東部建設)▽中山善嗣(㈱中山建設)▽前田浩二(ナンバーワン㈱)▽早田克司(㈱早田商店)▽八幡方之(㈱八栄商会)▽北谷昌章(㈲RISSOH)▽伊藤信介(和商重機㈱)

尾花市長(左から4人目)にマスクを寄贈した仲良会の皆さん

尾花市長(左から4人目)にマスクを寄贈した仲良会の皆さん