パーテーションを寄贈 オカジ紙業が海南市に

新型コロナウイルスの感染防止に役立ててもらおうと、和歌山県海南市のオカジ紙業㈱(大岡久起社長)は26日、海南市役所に段ボール製パーテーション221枚を寄贈した。パーテーションは、市庁舎や分庁舎で職員の机上に設置される。

同社は1928年に同市で創業し、紙器製品を製造、販売を行ってきた。「グループ事業を通じ、誠意をもって社会に貢献し、喜びを幸せを実現する」を基本理念に、品質と環境の二つのISOマネジメントを実践しながら流通機能・販促効果、表現力に優れた段ボールケースの開発に取り組んでいる。

今回寄贈したパーテーションは、高さ約70㌢×幅120㌢×奥行き60㌢と高さ約70㌢×幅100㌢×奥行き60㌢、高さ40㌢×幅50㌢×奥行き20㌢の3種類。

同日、市役所で行われた贈呈式には大岡社長と大岡正斉常務取締役工場統括、大岡清人経理部長が出席。大岡社長が神出政巳市長にパーテーションを手渡した。

大岡社長は「パーテーションが少しでも飛沫(ひまつ)感染を防ぐ役に立てればと思う」と述べ、神出市長は「コロナ対策は長期的に取り組む必要がある。寄贈いただいたパーテーションはデスクに設置し、庁内のクラスター発生を抑制するために有効に活用させてもらえればと思う」と感謝した。

段ボール製パーテーションを寄贈した大岡社長㊨と神出市長

段ボール製パーテーションを寄贈した大岡社長㊨と神出市長