コロナ対策や事業者支援　県が補正予算案

和歌山県は２日、９日開会の６月定例県議会に提出する議案を発表した。

議案は本年度一般会計補正予算案や職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正案、人事案件など。

補正予算案は総額７億１０００万円を増額補正する。補正後の総額は６０６６億２３００万円となる。補正の内訳は、新型コロナウイルスの流行期に帰国者・接触者外来を医師会に設置する費用として５５６５万円▽県環境衛生研究センターに設置するリアルタイムＰＣＲ装置の追加購入に５５８万２０００円、県内の観光需要を喚起するため県民対象の県内宿泊プランなどを造成、販売する県内宿泊事業者などの支援に３億５０００万円、需要が減少している熊野牛などを県内の小中学校などの給食用食材として提供する費用として１億３７８０万７０００円――など。

６月定例県議会は２６日までの１８日間。一般質問は１７～１９日と２２日に予定している。