感染対策を徹底し営業 マリーナシティ再開
新型コロナウイルスの影響で、4月6日から施設を順次休業していた和歌山県和歌山市毛見の和歌山マリーナシティが5日に営業を再開し、1週間がたった。同施設では感染予防対策を講じながら来場者が楽しめる工夫を施している。
4月6日にポルトヨーロッパ、10日に黒潮市場、20日に黒潮温泉を休業。休業中は施設の点検や感染症対策を行った。
再開後のポルトヨーロッパでは、来場者にマスク着用と手洗い、うがい、消毒などの徹底を呼び掛けている。
アトラクションの利用時には検温を実施し37・5℃以上の人は利用できない。待ち列では、グループごとに間隔を空けて待つようにしている。
来場者がよく触れる場所には定期的に消毒を実施。スタッフはマスク、フェイスシールド、手袋などを着用して予防を行う。営業再開後は、コロナ感染拡大以前と比べて県外の来場者が減少しているという。同市の家族連れは「久しぶりに来た。コロナに気を付けながら楽しみたい」と話した。
同園の広報担当者は「お客さまにもマスク着用や手指の消毒をお願いしながら、スタッフも感染症対策を徹底するようにしている。密になることを避けながらご家族で楽しんでもらえたら」と話している。
営業時間は当面の間、午前10時半から午後4時まで。