心和ませ校内彩る 那賀高校生徒会が花植え
「新型コロナウイルスで続く暗い気持ちを吹き飛ばしたい」――。和歌山県立那賀高校(岩出市高塚、歌保晴校長)の生徒会10人がこのほど、正門や中庭に花を植える美化活動を実施した。色鮮やかな花々が生徒や教職員など見る人の心を癒やしている。
4月に生徒会が集まり、新型コロナで大変な時に何か自分たちにできないかを話し合い、校内に花を植えることを山本修平特別活動部長に提案した。
4月22日から5月12日にかけて正門花壇や中庭にラベンダーやアジサイ、マリーゴールド、ヒマワリ、日々草を植栽。密を避けるため、分散登校した生徒がそれぞれ種を植え、水をまくなど整備した。
生徒会長で3年の田久保璃子さん(17)は「自粛が続いて暗い中、少しでもみんなが明るい気持ちになれるようにしたいと思った。那賀高校は2022年で創立100周年を迎える。ずっと花が華やかに咲いてくれることを願いながら植えました」と話した。
生徒会のメンバーは次の皆さん。
徳山萌夏▽岡本優▽阪田悠太郎▽吐﨑実由紀▽田久保璃子▽磯綾乃▽田中侑志▽岩尾芽衣▽山根朋弥▽久保敦也