県内初G1レース 和歌山競輪で高松宮記念杯
「第71回高松宮記念杯競輪(G1)」が21日まで、和歌山県和歌山市五筋目の和歌山競輪場で無観客で開かれている。県でのG1は初開催となる。
大会は東西に分かれての勝ち上がり方式。激戦を勝ち抜いた東西9人が決勝戦で激闘を見せる。
熱戦が繰り広げられる和歌山バンクは周長が400㍍でみなし直線距離が59・9㍍。直線カントは2度51分45秒、最大カントは32度15分07秒となっている。
レースは108人が参加。地元和歌山勢では、稲毛健太選手(97期)と東口善朋選手(85期)が出場。20日までは予選と準決勝、21日が決勝となる。
20日のレースを終えた和歌山北高校出身の稲毛選手(30)は「課題が見えたレース。地元の人にも競輪の魅力をもっと感じてもらるように頑張りたい」と話した。
公益財団法人JKAの萩原賢広報部次長は「若い選手が多く熱い戦いがたくさん。より多くの人に競輪の魅力を感じてもらえればうれしい」と話した。