業務への協力に感謝 警察法施行記念で表彰

7月1日の警察法施行記念日に、和歌山県内の各警察署で警察業務の各分野に協力した人や団体への感謝状の贈呈式が行われ、安全な地域づくりに尽力する活動をたたえた。現行の警察法は1954年に施行。各署では毎年1日に合わせて感謝状の授与や表彰式を行っている。

【和歌山西署】

和歌山市吹上の和歌山西署では2人と3団体に島泰弘署長が感謝状を贈呈した。島署長は「皆さんの日頃のご協力は本当に心強く大きな支え。今後も安全安心のまちづくりに向けてご協力をよろしくお願いします」と述べた。

市駅周辺の交通安全や子どもの見守り、同署少年補導員などの活動を行う家具店経営の谷澤博司さん(59)は「ありがたい気持ちでいっぱい。今後も活動を頑張っていきたい」と喜んだ。

感謝状を受けたのは次の皆さん。

交通安全活動の功労=谷澤博司(家具店経営)▽警察広報活動協力の功労=佐倉弘(仏壇店経営)▽地域安全活動の功労=市城北地区地域安全推進員会(植本彰一会長)▽特殊詐欺被害防止の功労=近畿産業信用組合和歌山支店、みずほ銀行和歌山支店

島署長㊨から感謝状を受け取る受賞者(和歌山西署)

 

【和歌山北署】

和歌山北署では福永和生署長が5人と1団体に感謝状を授与。竹奥真一副所長は「事件の発生件数は18年から年々減少傾向で、地域の皆さんの協力のおかげ。安全安心な地域は皆さんの協力なしではできない。これからも協力をお願いしたい」と感謝。松本三芳さん(73)は「交通安全啓発の活動を40年続けています。ずっと続けてきたことをこういう形で表彰され大変うれしい」と話した。

感謝状を受けたのは次の皆さん。

有本博志▽池田武▽橋本仁▽松本和彦▽松本三芳▽㈱オークワパームシティ和歌山店(片山正人店長)

福永署長㊧から感謝状を受け取る受賞者(和歌山北署)

 

【海南署】

海南署では猟銃の安全指導や地域の交通事故防止活動に協力した5人をたたえ、井上英喜署長から感謝状が渡された。井上署長は「海南は地域の皆さんの理解と支援、自分たちのまちへの安心安全の取り組みが盛んなまち。お礼を込めて感謝状が渡せることをうれしく思う」とあいさつ。海南地域で登下校する小中学生らの安全を見守っている海南地区地域交通安全活動推進委員協議会の藤田雅美さん(46)は「自分の子どもも同じように登下校しているので、地域の子どもも、自分の子どもも同じような気持ちで見守っている。まだ賞状を頂くようなタイミングでもないかなと思うが、今後も活動を続けていきたい」と話した。

感謝状を受けたのは次の皆さん。

佐古善郎(猟銃安全指導員)▽敏弘(下津交番連絡協議会会長)▽神﨑專行(登利久店主)▽藤田雅美(海南地区地域交通安全活動推進委員協議会)▽中山典生(JR黒江駅駐輪場自転車盗難防止活動)

感謝状を受け取った皆さん(海南署)