新たに3人が感染 病状安定、中学校の教員も

和歌山県は13日、県内で新たに3人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。陽性者の累計は83人となった。

3人のうち2人は和歌山市の30代女性と男子小学生。12日に感染が発表された30代男性の濃厚接触者として検体を採取しウイルス検査を行ったところ、13日に陽性が判明した。2人とも病状は安定している。女性は介護福祉施設のヘルパー。

もう1人の感染者は湯浅保健所管内に住む中学校勤務の20代男性。11日に発熱や全身の倦怠感などがあり、13日に医療機関を受診。抗原検査の簡易キットで検査を受けたところ陽性が判明した。病状は安定している。8日からは生徒と接触していないという。

県庁で記者会見した県福祉保健部の野?孝子技監は「症状が出てからも勤務や発熱をしているケースがある。発熱などの症状がある場合は自宅で療養してほしい」と呼び掛けた。