慶風はコールド負け喫する 序盤の失点響き

6日目

「2020 夏 高校野球和歌山大会」は大会6日目の27日、和歌山県和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で2回戦があり、第1試合では慶風が投打に振るわず串本古座に0―7で7回コールド負けを喫し、初戦で姿を消した。

慶風は序盤に投手陣が打ち込まれ、2回までに6点を奪われた。打線も相手の先発投手の前に4安打にとどまり、投手陣を援護することができなかった。

先発の谷村は1回裏、先頭から二者連続で四球を与えると相手の3番に適時2塁打を浴び1死も取れずに降板。2番手の森も相手の勢いを止められず失点を重ねた。

打線は1回表、四死球で2死満塁の好機をつくるも後続が倒れ無得点。3回には2死から四球と安打で1、3塁とするも好機を生かせなかった。

築出義博監督は「1、2回の失点がちょっと予想外だった。相手打線が変化球に合わせてきているのは分かったので、途中から直球を多くするようバッテリーに指示した。相手の投手は変化球が良かった。選手たちは元気よくやってくれた」と話していた。

【第1試合・2回戦】

慶風 0 0 0 0 0 0 0 0
串本古座 3 3 0 1 0 0 X 7

7回コールド

〔慶〕谷村、森―長尾〔串〕鈴木―越川▽2塁打=下路、越川2(串)

初戦で敗れ肩を落とす選手たち

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