向陽追い上げ及ばず 予想外の投手に苦戦

向陽 0 0 1 0 0 0 0 2 0 3
高野山 0 2 2 0 0 0 0 0 × 4

〔向〕浦、山﨑、田中―梅野〔高〕桂―植▽本塁打=渡邉(高)▽2塁打=児玉、蜂谷(向)安藤(高)

向陽は3回表、四球と犠打で2死2塁とし、児玉の左前適時打で1点を返した。8回は児玉、蜂谷の連続適時2塁打で2点を返し1点差としたが、最後まで追い付くことができなかった。

先発の浦は2回、自身の暴投や適時内野安打で2点を献上。3回は相手の4番・渡邉にソロ本塁打を許した後、適時2塁打を浴びてさらに追加点を許した。4回途中からは山﨑、7回からは田中が登板し、いずれも無失点に抑えた。

向陽の山本慎監督は相手の先発・桂について「全く頭になかった投手。粘って食らい付き、追い込まれたら(右打者は)右方向に打とうと指示したが、制球やテンポが良く緩急もあり、最後までつかまえきれなかった」と無念の表情で振り返った。序盤の失点については「打たれることは想定していたが、ミスで点を与えてしまった。悔しい」と話していた。