桐蔭は4強逃す 立ち上がりの失点響く

【第1試合・準々決勝】

桐蔭 0 0 0 0 4 0 0 2 0 6
箕島 1 4 0 3 0 0 1 2 X 11

〔桐〕坂口、竹田、森下、寺田、坂口―花田〔箕〕松下、中川―梅本▽2塁打=前川、松田(桐)冨岡(箕)

13日目
「2020 夏 高校野球和歌山大会」は大会13日目の3日、和歌山県和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準々決勝3試合があり、第1試合では桐蔭が6―11で箕島に敗れ4強進出はならなかった。

4回までに8点を奪われた桐蔭は5回表、坂口や前川の適時打などで4点を返した。8回は松田の適時2塁打などで2点を挙げ粘りを見せたが及ばなかった。

投手陣は先発の坂口が4回途中7失点で降板。2番手の竹田も追加点を許した。

桐蔭の伊藤将監督は4失策と乱れた守備について「あれだけエラーしたら勝てない。相手のバントやエンドランに対し、落ち着いて守れなかった」と口にし、悔しそうな表情を見せた。前半の失点について「先発の坂口はボールが先行して高めの甘い球を打たれた。もう少し内角を使ってもいいかなと思ったがあれだけボールが先行すると捕手も内角を使いづらかったのかもしれない」と残念そうな表情で振り返った。