二輪免許の取得増 3密対策(?)で注目

新型コロナウイルス感染拡大が続く中、「3密」を避ける移動手段としてか、二輪車の免許を取得しようとする動きがある。

和歌山市岩橋の「和歌山県公安委員会指定紀伊風土記の丘カースクール」では、普通車免許は例年と同水準だが、小型や普通二輪車免許の取得を目指す人が増加し例年を上回る数の生徒が来ているという。

二輪車免許取得希望者の増加について、管理者の小林進校長は「電車利用の人が新型コロナの感染を避け、通勤通学をするための手段として二輪車免許を取るのかもしれない」と見ている。

同校では、感染症対策として、従業員はマスクを着用し出入り口にアルコール消毒液を設置。また教習車の窓を開けての換気、使用後の教室やドアノブを消毒するなどして感染防止に努めている。

小林校長は「他府県では教習生が感染している例がある。感染予防を徹底して、感染拡大させないように対策を行っていく」と話している。