赤い羽根共同募金 1日から一斉スタート

74回目を迎える「赤い羽根共同募金運動」が1日、スタートした。和歌山県共同募金会と和歌山市共同募金委員会は同日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛でキックオフセレモニーを行い、協力を呼び掛けた。期間は来年3月31日まで。

共同募金は1947年に始まった民間のボランティア。子育てや介護など地域の福祉に役立て、互いに助け合う運動。昨年度は1億2130万1406円が集まった。

ことしの全国共通テーマは「つながりをたやさない社会づくり~あなたは一人じゃない~」。毎年、10月1日はJR和歌山駅中央口で共同募金開始のセレモニーと街頭募金活動をしているが、ことしは新型コロナウイルスの感染防止に配慮し、同所でセレモニーを行うことにした。

式典では、県共同募金会の神吉康成会長が「今こそ、地域での孤立や孤独に苦しむ人を助け、多様化するさまざまな社会課題の解決に取り組むことが大切だ」とあいさつした。

街頭募金は6日午前8時からJR和歌山駅中央口周辺で行う。本年度は1億4110万3900円を目標に募金活動を行う。

あいさつする神吉会長

あいさつする神吉会長