バイローカル推進の9日間 和歌山YEG企画
地域内消費や取引で和歌山の活性化を推進する「―BUY LOCAL―LOVE和歌山9Days~地元で買って食べて商談しよう! 9日間チャレンジ!!~」(主催=和歌山商工会議所青年部=和歌山YEG、島垣利光会長)が7日にスタート。同会議所会員事業所134の店舗や企業などで、15日まで実施される。
和歌山YEGがことし3月、地域内経済の循環を活性化するための提言を和歌山県和歌山市に提出。「BUY LOCAL」運動により、約36万人の市民1人当たり500円を地元消費に切り替えると、年間で約20億円の消費移動になるというもので、今回ようやくイベントが実現した。
テーマは「地元で買い物宣言 バイローカルシティわかやま」。会員事業所が参加者限定の優待サービスを用意。わかやま新報も参加している。買い物目的と合わせて域内取引のきっかけとなるように、飲食店をはじめ不動産業や自動車関係、医療関連など、ビジネスマッチングの要素を取り入れ、さまざまな業種が参加している。
イベント実施にあたり、事前に和歌山YEGから会員事業所へ全事業所掲載のチラシとステッカーを送付した。会員とその家族や従業員、友人など約1000人が一斉に買い物や商談をしてもらうよう想定。アンケートを行い、終了後に集計して経済効果を測定し検証する。
各事業所で買い物や商談をする場合は、イベント名を伝えるかステッカーまたはチラシを提示することでイベントに参加できる。一般も参加でき、和歌山YEGのホームページ(http://wakayama-yeg.com/)、フェイスブックイベントページ(#buylocalcitywakayama)で事業所が確認できる。
イベント終了後、今月18日までにアンケートに回答すると、抽選で地元で使えるオリジナル商品券(1等5000円分など)のプレゼントがある。
和歌山YEG事務局は「買い物の際に店に掲出されているステッカーやポスターと一緒に写真を撮ってもらい、フェイスブックイベントページや個人のSNSに投稿してイベントを盛り上げてもらえれば」と参加を呼び掛けている。
また、イベント開催初日に同会議所で和歌山YEG例会があり、(財)ローカルファースト財団の亀井信幸理事長(茅ヶ崎商工会議所会頭)の講演が行われた。
問い合わせは同事務局の松尾さん(℡073・422・1111)。