新たに7人感染 県内新型コロナ累計298人

和歌山県は11日、新たに20代から80代の男女7人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の累計感染者数は計298人となった。21人が入院している。

県によると、和歌山市の30代無職の女性は4日に咽頭痛、5日に38・5度の発熱があった。その後はせき、全身倦怠感、関節筋肉痛などが現れ9日に医療機関を受診。10日に陽性が判明した。現在は入院しており、症状は安定している。

他に、湯浅保健所管内の20代女性と50代会社員女性、橋本保健所管内の50代アルバイト女性、80代無職男性、40代会社員男性、70代無職男性の感染も判明した。

20代女性は医療従事者で、2日の検査では陰性だった。9日から37度台の発熱が続き11日に陽性が判明。橋本保健所管内の80代男性は50代女性の同居家族で重症。肺炎像が確認されており、酸素投与を受けているという。同管内の他2人は50代女性の知人。