日本画、洋画、書の三彩 濱口さん初の個展
和歌山県和歌山市の濱口憲子さん(73)による日本画、洋画、書の初の個展「三彩展」が18日から23日まで、同市湊通丁北のアバローム紀の国2階ギャラリー龍門で開かれる。
濱口さんは元小学校教諭。定年退職後、カルチャー教室に通うなど本格的に芸術活動を始めた。
「新構造社和歌山支部」会員。県展や和歌山市展、海南市展などの公募展で受賞歴がある。
風景や花、人物などを描いた日本画と洋画、デザイン性に富んだ書を約40点展示する。書は藤白墨を使い、中島みゆきさんの『糸』の歌詞をパネルで紹介。100歳を迎えた母親の書や俳画作品も並ぶ。
濱口さんは「さまざまなものに刺激を受けながら、描いてきました。夢だった個展で、皆さんに元気を感じてもらえればうれしいです」と笑顔で話している。
午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同所(℡073・436・1200)。