80代男性2人死亡 新型コロナ新たに6人感染

和歌山県は26日、新型コロナウイルスに感染し、入院していた橋本保健所管内の80代の男性2人が死亡したと発表した。県内の死者の発表は8月10日以来で、計6人となった。また、県内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表。いずれも症状は安定している。県内の累計感染者数は計414人となった。

県によると、死亡した2人のうち1人は、11日に感染を発表していた。10日に発熱し、11日に入院。肺炎像があり、重症で酸素投与を受けていた。12日に症状が悪化し、25日に死亡が確認された。

もう1人の男性は、県が21日に感染を発表しており、20日に発熱し入院。22日に症状が悪化し、酸素投与を受けていた。23日に転院したが25日に症状が悪化、26日に死亡が確認された。

新たに感染が分かった6人の居住地別の感染者数は、和歌山市、岩出、田辺、橋本、海南、湯浅各保健所管内で各1人。

和歌山市の感染者は20代会社員の女性で、24日から発熱、頭痛、関節筋肉痛などが続き、25日に陽性が判明した。

海南保健所管内では、20代会社員の男性が感染。24日に味覚や嗅覚の異常を感じ、25日に医療機関を受診。26日に陽性が判明した。同じ宿舎に約40人の同僚と共に生活しており、県が濃厚接触者の検査を進めている。

岩出保健所管内では、20代会社員の女性が感染。18日から咽頭痛、めまいなどが続き、24日に医療機関を受診。26日に陽性が判明した。