新たに6人が感染 新型コロナ県内452人
和歌山県は11月30日、県内で新たに6人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。いずれも入院しており、症状は安定している。県内の累計感染者数は計452人。73人が入院している。
居住地別の感染者数は和歌山市4人、橋本保健所管内2人。
和歌山市では、30代無職女性、10歳未満の男子小学生、30代介護職員男性、90代無職女性が感染。30代女性と男子小学生は28日に感染が発表された30代男性の同居家族。30代介護職員男性は障害福祉サービス事業所で利用者の送迎などを担当しており、27日に感染が発表されている30代男性と11月22、23日にマスクを外した状態で会話する機会があったという。
橋本保健所管内では、60代教職員女性と60代会社員男性の感染が判明。女性は大阪府内の中学校に勤務しており、すでに職場の同僚や同僚の家族の感染が発表されている。
会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監は、「近い距離ではマスクをして会話していただきたい」とマスクの着用の重要性を強調。若い人の感染をきっかけに家族内で感染が広がるケースがあり得るとし、「感染予防に努めていただくよう強くお願いしたい」と呼び掛けた。