晴れやかな年に 粉河産土神社に大絵馬

和歌山県紀の川市の県立粉河高校の美術部員7人が制作した巨大絵馬がこのほど完成。25日には部員が粉河産土(うぶすな)神社(粉河)に奉納した。

巨大絵馬は13年前から同校の生徒が干支(えと)にちなんだ絵柄を描いてきた。大きさは縦、横それぞれ190㌢で重さは約30㌔。

素朴で愛らしい雰囲気の牛が梅や松などとともに描かれている。12月中旬ごろから制作した。

中山淑文宮司は「大変うれしい」と喜び、美術部部長で3年の森琴未さん(18)は「全体的にかわいらしく仕上がっているので、隅々まで見て楽しんでほしい。ことしはコロナで大変だったけど絵馬を見て元気になってもらえたらうれしい」、3年の藤川桃歌さん(18)は「明るい水色を使い、晴れ晴れした年となるように願い描きました」と話した。

巨大絵馬を奉納した森さん(後列左から2人目)と藤川さん(後列左)

巨大絵馬を奉納した森さん(後列左から2人目)と藤川さん(後列左)