サンキューの日に メッセージはがきCF募る
和歌山城をメイン会場に、和歌山市内で開催されている「おどるんや~紀州よさこい祭り~」を運営するNPO紀州お祭りプロジェクトは、毎年3月9日の「サンキューの日」に行っている「ありがとうメッセージはがき」を前に、クラウドファンディング(CF)で同企画への賛同者を募っている。28日まで。
同企画は、同市の小学3年生~6年生の子どもらが、普段は恥ずかしくて伝えにくい「ありがとう」の気持ちを特製はがきに託して伝えることで、和歌山のまちに「ありがとう」があふれることを目的に、2008年から始まった。
専用はがきは市内の小学校52校へ無料配布され、子どもたちが書いたはがきは同プロジェクトで大切に保管。3月9日、和歌山中央郵便局の協力のもと、特別な消印が押され届けられる。
クラウドファンディングで集まった資金は、はがきの製作費や切手代に使われ、リターンとして礼状やピンバッジ、お祭り特別観覧席チケットなどが用意されている。
同企画を担当する西林裕紀(ゆき)さんは「コロナ禍で他県に住む祖父母との交流が少なくなった方もいると思うので、心の交流を図ってもらえればうれしい」と話している。
プロジェクトの支援は、クラウドファンディングCAMPFIRE(キャンプファイヤー)のサイト上で、3000円からできる。
問い合わせは同プロジェクトの担当、西林さん(℡090・1226・4351)。