『サマータイムレンダ』 アニメ化が決定
『少年ジャンプ+』で連載の和歌山県和歌山市出身の漫画家、田中靖規(やすき)さんの作品『サマータイムレンダ』が2月に完結。アニメやリアル脱出ゲーム化の決定と、実写化企画が進行中であることが発表された。
同作は2017年10月に連載が開始された、瀬戸内海の孤島で展開されるひと夏のタイムループ伝記サスペンス。幼なじみの死をきっかけに故郷である同市の日都ヶ島(友ヶ島をモデルにした架空の離島)に帰ってきた主人公が、不可解な死の真相を探るうち、島に残る因習と謎に巻き込まれていく物語。出現する不気味な敵に対し、知略を巡らせ立ち向かう姿や、緊迫感のある展開などが人気となり、最新話が更新されるとSNS上でトレンド入りするほどの話題作となった。
連載完結とアニメ化決定を記念し、ことしの夏には物語の舞台のモデルとなった友ヶ島で、一日限定の謎解きリアルイベントの開催を予定。日時や参加方法などは、春ごろに『ジャンプ+』で発表するという。
1日には『サマータイムレンダ』イベント特設サイト(https://www.shonenjump.com/p/sp/2021/summer_reald/)がオープンし、田中さんが「制作は始まったばかりですのでまだまだこれからですが、全力を尽くします。お楽しみに」との直筆コメントを公開した。