笑顔を広げたい アズマハウスが子ども食堂
アズマハウス㈱(和歌山県和歌山市黒田、東行男社長)は20日、JR和歌山駅東口の和歌山アーバンホテル2階にあるレストランのカフェ・グランデで「子ども食堂」を開いた。今後も定期的に開く予定という。
この日は、同社ホームページや和歌山市こども食堂ネットワークで募集した8組34人の親子らが参加した。
同社が子ども食堂を始めたきっかけは、学童軟式野球大会や小学生ドッジボール大会などを主催し、子どもたちの健全な育成に協力していたが、新型コロナウイルスの感染症拡大の影響により開催の中止や延期となったこと。子どもたちに何かできることはないかと考え、2020年12月に「子ども食堂」を開催することを決めた。
この日は、同レストランのランチメニューの中で子どもが好きな煮込みハンバーグをメインにしたランチを提供。5人家族で参加した同市の田啓さん(41)の長男、健悟君(6)は「ハンバーグがふわふわしてとてもおいしかった」と笑顔。
同社事業企画部の谷口弘二部長は「同社は持続可能な開発目標である『SDGs』を宣言しており、子どもたちに喜んでもらうため、この活動を月1回で継続的に実施していきます。次回は3月6日を予定しています」と話している。
完全予約制で中学生まで無料。同伴の保護者は1人300円。問い合わせは同店(℡073・475・1128)。