松江、木本、楠見の3連合自治会が県に義援金

 和歌山市内の松江、 木本、 楠見の3地区の連合自治会は9日、 台風12号の義援金を県庁の仁坂吉伸知事に届けた。

 現在、 松江地区は約3200世帯、 木本地区は約7200世帯、 楠見地区は約6800世帯あり、 自治会単位などで住民に義援金の協力を呼び掛けたところ、 松江地区で149万329円、 木本地区で54万7500円、 楠見地区で100万9795円が寄せられた。

 松江地区連合自治会長の川崎敏弘さん (73) は 「台風12号は想定外の被災状況で、 同じ県民として少しでも役に立てればと思った。 あすはわが身であり、 お互い助けが必要なはず」、 木本地区連合自治会長の木下又一さん (76) は 「一日も早い再生へ向かって、 県の復興キャッチフレーズ 『まけるな和歌山』 の心意気の下、 前進してほしい」、 楠見地区連合自治会長の山田年男さんの代理で訪れた楠見連絡所長の寺岡吉樹さん (61) は 「被災された方に直接役立ててもらいたい」 と話し、 仁坂知事は 「心温まることで大変ありがたい」 と感謝した。