自転車盗やオートバイ盗、 車上狙いなどが急増する中、和歌山西署は21日、同署管内の「シティワカヤマ」など3カ所で街頭啓発活動を行い、買い物客らに被害の未然防止を呼び掛けた。
本町、名草、雑賀地区の地域安全推進員、少年補導員、署員合わせて約30人が参加。 自転車の鍵掛けなどを呼び掛けるティッシュ約600個を配った。
同署生活安全課課長の堀内康弘警部(43)は「年の瀬になり人の出が増え、犯罪が増える恐れもある。 自転車や車、バイクなど鍵を掛けることで犯罪が減るはずなので、徹底して施錠してもらいたい」と話している。
同課によると、同署管内で発生した自転車盗は先月20件だったのに対し、今月は19日現在で21件と増加。 その他、オートバイ盗、 車上狙いも先月より増加傾向にあるという。