智弁の道端選手を表彰 日本学生野球協会

 学業優秀で他の模範となる高校野球選手をたたえる、 日本学生野球協会の本年度優秀選手に、 智弁学園和歌山高校3年生の道端俊輔選手(18)が選ばれた。 これまで県内では31人が受賞し、 本年度は全国で46人の高校球児が選ばれている。

 道端選手は、 1年生の夏から5季連続で甲子園に出場し、 3年生では中心選手として選抜大会でベスト8、 夏の選手権大会でベスト16にチームを導く原動力となった。 また、 昨年8月下旬に神奈川県で開催された 「第9回アジアAAA野球選手権大会」 の全日本メンバーにも選出され、 日本の優勝に大きく貢献した。

 和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校で19日、 県高野連の宮下和己会長から表彰状が手渡され、 道端選手は 「選ばれると思っていなかったので驚いています。 とてもうれしい。 受賞に恥じないよう努めたい」 と笑顔。 「大学へ進学し、 中心選手としてチームをけん引できる選手になって、 プロ選手を目指したい。 その後は野球の指導者になりたい」 と抱負を語った。