和高3選手が県代表 インドアアーチェリー
県立和歌山高校アーチェリー部 (和歌山市新庄、 森毅監督) の3人が県代表選手として18、 19の両日、 広島県廿日市で開かれるインドアアーチェリーの大会 「第3回全日本ユース室内選手権大会」 (全日本アーチェリー連盟主催) 高校生の部に出場する。
同連盟公式大会での記録を申請し、 通過点 (男子556点、 女子543点) を上回れば出場権が得られる。 先月21日の選考会議で選ばれたのは、 3年生の向井徹 (570点)、 2年生の津田勇志 (561点)、 松本愛菜 (548点) の3選手。
森監督 (34) によると、 津田選手は昨年夏の近畿大会で個人優勝し、 強化合宿に参加。 8月のインターハイでは向井選手と共に6位入賞を果たした。 安定した点数を出すために日々努力を重ねている。
副キャプテンの松本選手は真面目にこつこつ取り組むタイプ。 1対1のマッチ戦に強く、 ここ一番で実力を発揮するため、 森監督は 「面白い試合になるだろう」 と期待を寄せている。
同部は森監督の他、 スポーツ国際交流員 (SEA) のキム・チョンミルさん (27) がコーチとして指導に当たっている。 3人は体力向上が課題で、 筋力トレーニングなど基礎的な練習に力を入れているという。 個人競技で求められる精神面を鍛えようと、 マッチ戦の練習を多く取り入れている。
津田選手、 松本選手は 「(今大会は) 個人で入賞できるように頑張ります」。 高校生最後の大会となる向井選手は 「僕の高校生活はアーチェリー一色でした。 悔いの残らないように全力を尽くして頑張りたい」 と力を込めた。