住民ら200人反対デモ 和歌山市の産廃建設
和歌山市の山口地区連合自治会(園部尚正会長)などは16日、 同地区に計画されている産廃の最終処分場建設に反対するため、 JR和歌山駅前から市役所までデモ行進を行い、 市に対し、 追加の反対署名4万人分を提出した。 今回の署名を合わせると、 これまでに県内外から9万人分が集まっている。
地元住民以外に阪南市の 「和泉の水を育む会」 など約200人が参加し、 反対を訴える横断幕やのぼりを持って 「市は許可するな!」 「建設は許されない」 などとシュプレヒコールを上げながら行進した。 署名を提出する際には、 行政による住民説明会開催を要望。 市役所前で集会も開いた。
滝畑自治会の瀧本貞雄会長(63)は 「運動が大きなものになってきた。 建設には断固反対だ」 と話している。