不正大麻・ケシ撲滅 5~6月に運動展開

 厚労省と県は5月1日から6月30日まで、 不正栽培や自生の大麻、 ケシの撲滅運動を展開する。

 活動は、 不正大麻・ケシの発見と除去、 ポスターやリーフレットの配布、 集会での啓発など。 昨年誤ってハカマオニゲシが販売され一部回収が終わったホームセンターとも連携し、 引き続き回収を行う。

 県内では自生するケシが多く、 特にアツミゲシ (セティゲルム種) は和歌山市内に広く分布している。 昨年度は62カ所で発見され、 計6509株を除去した。 ケシは一度生えた場所で5~6年は生え続け、 10年以上除去を続けている場所もあるという。

 県内のケシの花はゴールデンウイークに開花のピークを迎えるため、 県はすでに早期発見、 除去に当たっている。

 同課は 「もし見つけたら薬務課や保健所、 警察に連絡して。 絶対に持って帰らないようにしてほしい」 と話している。