6月からエコポイント本格展開 関西広域連合

 家庭の省エネ・節電対策を促進しようと、関西広域連合は6月1日から、CO2削減効果のある商品を購入した人に「エコ・アクション・ポイント」が与えられる「関西スタイルのエコポイント事業」を本格展開する。昨年度試行していたもので、ためたポイントは連合独自の協力店の商品・サービスと交換できる。

 滋賀、京都、大阪、兵庫、和歌山、徳島、鳥取、奈良の8府県で実施する。

 エコ・アクション・ポイントは平成20年度に環境省が構築したポイント制度。住民は対象店舗で対象商品を購入・設置し、会員登録することでポイントを得られる。

 主な対象商品は住宅用太陽光発電システム、内窓、真空ガラス、家庭用コージェネレーションシステム(熱電併給)など。同ポイント制度のホームページ(http://eco-ap.jp/)で、ポイントの残高確認、交換する商品の選択などができる。

 昨年度は7月7日~12月31日の期間限定で試行したが、本年度は民間企業とコラボレーションし、年間を通じた事業として展開していく。

 事業制度、事業参加に関する問い合わせは京都府の地球温暖化対策課(℡075・414・4708)。ポイント制度に関する問い合わせは運営会社㈱ジェーシービー内の事務局(℡06・6949・0402)。