紀央館打線を手玉 桐蔭3回戦へ
第94回全国高校野球選手権和歌山大会は5日目の17日、県営紀三井寺球場で2回戦3試合があり、第1試合は桐蔭がシードの紀央館と対戦し2―0で勝利を収めた。
〔第1試合〕
紀央館
0000000000
00110000×2
桐蔭
〔紀〕塩嵜―玉置〔桐〕貴志、和田―大江▽2塁打=大江、こむぎ※ばくにょうに來(桐)
桐蔭は、先発した1年生投手の貴志が低めに集める投球で8回をわずか2安打に抑える好投。凡打の山を築き、紀央館打線を手玉に取った。打線は同点で迎えた3回、大江の2塁打、山口の単打で1死1、3塁と攻め、古田の右前適時打で先制。続く4回にも1点を加え、リードを広げた。
伊藤監督は「貴志が予想以上に粘ってくれた。ストライク先行のいいピッチングだった」と話していた。