感謝の気持ち込め 箸供養

 和歌山市の飲食店210業者でつくる市料理飲食業組合 (花岡豊組合長) は 「箸の日」 の4日、 和歌山市元寺町の高野寺で 「箸供養」 を行った。

 毎日使う箸にあらためて感謝し、 延命長寿や家内安泰を祈る行事。 6年目を迎え、ことしは使用済みの箸約7000本を供養した。飲食関係者約30人が出席。一人ひとりが感謝の気持ちを込めて焼香し、 手を合わせて祈りをささげた。

 花岡組合長(71)は 「(箸供養は)感謝を商売の基本として受け止め、 気を引き締める良い機会。 1年分のあかを落とし、 あすからまた頑張っていきたい」と話していた。