アルテリーヴォ4連覇 和歌山県サッカー大会
第17回県サッカー選手権大会の決勝が26日、 紀の川市の桃源郷運動公園陸上競技場であり、 アルテリーヴォ和歌山が近大和歌山高校を5―0で下した。 4年連続4回目の頂点に輝き、 天皇杯の出場権を獲得。 天皇杯の初戦は9月2日、 同競技場で岐阜県代表と対戦する。
アルテリーヴォは試合開始からゲームを支配した。FW宮本、MF芝崎純が近大DFの背後へ飛び出し、何度も好機を演出した。試合が動いたのは前半31分、右サイドのクロスがバーに当たり、跳ね返りをDF野本が右足で決めて先制に成功した。
後半に入ってもアルテリーヴォは試合の主導権を握ると、14分には右サイドを崩し、中央でパスを受けた宮本が追加点。その後も一方的に試合を運び、小山、宮本、竹下が立て続けにゴールを奪った。
守っては角南、野本の両センターバックを中心に近大攻撃陣を完封。力の差を見せ付けた。
2得点を挙げた宮本(22)は「近大がハードワークしてくる中で結果を残せてよかった。天皇杯では行けるところまで行きたい」と意気込んだ。
近大は前半、連動した素早い守備でアルテリーヴォの攻撃陣を1点に抑えていたが、後半は運動量が落ち、アルテリーヴォの攻撃を止めることができなかった。
〔アルテリーヴォ〕監督=八木邦靖▽主将=阿部巧也▽選手=斯波薫、田崎拓真、角南裕太、野本泰崇、東佑樹、西山佳孝、樋口誠太、芝崎純平、永瀬覚、宮本宗弥、緒方優、前山和磨、竹下修志、泉川直紀、小山卓郎、船津卓也、芝崎公彦