まちづくりの功労たたえ 和歌山市が浅井さん表彰
南海和歌山大学前駅の新設をはじめ和歌山市北部地域のまちづくりへの貢献をたたえ、市は6日、和歌山市和歌山大学前駅周辺土地区画整理組合理事長で浅井建設グループ会長の浅井瑛介さん(71)に「市街地形成功労者表彰」を贈った。
同表彰は、まちづくりの功労者を顕彰するために市が新設し、浅井さんが受賞第1号。市の都市計画マスタープランで核の一つと位置付けられている北部地域における、新駅設置と周辺の住宅、商業開発など複合的なまちづくりへの尽力を評価している。
市長室で行われた表彰式で、大橋建一市長は浅井さんに賞状と記念の銀杯を贈り、「新駅設置の要望から28年、一貫して情熱を注がれ、地域の発展は目覚しいものがある。市民を代表して感謝したい」と述べた。
浅井さんは「私が表彰を受けるのはおこがましい気持ちだが、開発事業の重要さを認識していただけたものと思う。今後も地域の発展、後世の人々に残すまちづくりに努力したい」と話した。