お手玉の全国大会で優勝 和歌山市のグループ

 お手玉遊びの技を競い合う 「第17回全国お手玉遊び大会」 (9月29・30日、 愛媛県新居浜市)の団体戦で、 和歌山市の 「和歌山のお手玉の会・ななこの会」 (森勝代代表)が初めて優勝した。 大会には22の都府県から700人が参加し、 団体戦には42チーム210人が出場した。

 団体戦には今回初めて参加。 メンバーは森代表(67)、 吉本民代さん(62)、 吉岡春江さん(66)、 浦田臣子さん(69)、 明石美智子さん(69)の5人で、 1~5番手の競技者を決めて各種目で対戦した。

 全国大会に初めて出場した吉岡さんは、 「優勝できて本当に光栄。 みんなが協力し合った結果です」 とチームメートに感謝。 森代表は 「日ごろの練習の成果が実ってよかった。 夢はかなうものだと思いました」 と笑顔で話していた。

 11日には県庁を訪れ、 仁坂吉伸知事に大会での活躍を報告した。

 大会は 「日本のお手玉の会」 と実行委が主催。 新居浜市政施行75周年と、 日本のお手玉の会設立20周年を記念し、 「『笑顔のきずな』 温もりを届けて20年」 をテーマに開かれた。

 ななこの会は、 日本のお手玉の会の和歌山支部として認定されており、 保育園への訪問など、 お手玉を通したボランティア活動をしている。 11月11日には和歌山市でお手玉遊び近畿ブロック大会が開かれる。