200人超集客の店も 第2回城下町バル

 先日開かれた、和歌山市の中心市街地などで飲み歩きや食べ歩きを楽しむ「第2回城下町バル」(144店舗参加)。

 実行委員会によると、前回(141店舗)2300冊を販売したチケットは、今回2000冊弱を販売(現在集計中)。全体としてのイベント参加人数は、冊数の1・5倍と見込んでいる。

 店自体がバルメニューに慣れていない店もあるため、一品の量が多く、5枚のチケットを使い切らなかった人も多かったと分析。食数は、前回同様8000~9000ではないかという。

 高級店のイメージがある店などが人気で、200人以上が来店。集客が100人を超える店も多かったという。京橋に設置された本部での酒の振る舞いにも多くの人が足を運び、エリア内を走る無料巡回バスもフル稼働した。

 しかし、夕暮れ以降に降り出した雨の影響も。「雨のため、中心部から少し離れたお店はお客さんが集まりづらかったよう」という。加太エリアでは、浜辺でのライブが雨のため途中で中止となったものの、参加者からは「温泉に入り、魚介類もおいしかった」などの声が聞かれた。

 今回、初の試みだったチケットでのタクシー乗車数は20だった。参加者からは「3連休のうち2日連続でやってほしい」という要望も多く、今後検討していきたいとしている。

 実行委の西祥文事務局長(46)は「一日和歌山のまちをアミューズメント化するには、食だけではなく、エステなどの美容関係とも協力して盛り上げていく必要がありそう」と今後の展開について話している。