100人元気に! 新堀保育園で運動会
私立新堀保育園(和歌山市新堀東、大林弘嗣園長)の運動会「わらべっ子元気まつり」が14日、同市砂山南の西和中学校運動場で開かれ、園児約100人が元気いっぱいに汗を流した。
ことしのテーマは「哲学」。プログラムは「哲学への一歩」「考える子どもたち」など、かけっこや遊戯の中にも、同園が保育に取り入れている、子どもたちの主体性を重んじた内容。学年混合のリレーでは、どうすればチームが速くなるか、園児たち自身が走る順番を話し合いで決め、それぞれ作戦を練って挑む場面も。保護者も参加しての競技では、親子一緒に秋の一日を楽しんでいた。
岸清楽ちゃん(2)の父、和芳さん(40)は「工夫たっぷりのプログラムで、子どもの頑張りや成長が感じられますね」とビデオカメラを手に声援。大林園長(37)は「決まった答えのないことに対し、子どもたち自身がどのように考えて取り組むかの過程が大切。主体的に考えられる次世代の子どもたちをサポートしていければ」と話していた。