北高創立50周年 卒業生ら300人で記念式典

 県立和歌山北高校 (和歌山市市小路) の創立50周年記念式典が3日、 同市湊通丁北のホテルアバローム紀の国で行われ、 卒業生や元教諭、 生徒ら約300人で節目の年を祝った。

 1年生は、 和歌山西高校との統合により本年度から変更されたグレーの新制服で式に臨んだ。 同窓会の寒川篤会長が 「今日まで多くの優秀な方を輩出しています。 在校生には今後もより誇れる北高校を築いてください」 とあいさつ。 田村登志樹校長は 「本校は名実ともにスポーツの代表校です。これからも発展させていきます」 と式辞を述べた。

 ロンドン五輪体操競技に出場した田中3きょうだいの父、田中章二さんの記念講演もあった。

 同校は昭和38年、同市撞木町に和歌山工業高校東校舎の一部を仮校舎として使い開設。 翌年から現在の地で授業が行われた。 現在は28クラス、 1100人が在籍している。