市和商・市高野球部がOB会の集い

 和歌山市六十谷の市立和歌山高校硬式野球部の卒業生が集まる市和商・市高野球部OB会 (土橋義紀会長) は5日、 同市のホテルアバローム紀の国で本年度の集いを開き、 第1期のOBから現役部員らの関係者約130人が出席した。

 昨年パ・リーグで新人王を獲得した益田直也選手 (千葉ロッテマリーンズ) と、 セ・リーグで打撃ランキング7位と健闘した川端慎吾選手 (東京ヤクルトスワローズ) の両選手をたたえるとともに、 同校で24年間にわたり野球部の監督を務め、 同校から多くのプロ野球選手を輩出してきた真鍋忠嗣前監督の勇退をねぎらい、 これから野球部の監督として指揮を執る半田真一新監督の激励会が行われた。

 プロ野球からは現役と元選手の8人が出席。 土橋会長は昨年の益田選手の健闘をたたえ 「ことしのシーズンでは昨年以上の成績を目指してほしい」 と言葉を贈り、 プロで活躍する選手らに 「けがなく試合に臨んでほしい」 と激励。

 同会名誉顧問の大橋建一市長も出席し 「ぜひ、 今の野球部が甲子園で頑張っている姿を応援したい。 OB会の今後の発展と今の野球部の活躍を心から期待しています」 とあいさつした。