田中理恵さんも絶賛 わかやまポンチ第4弾決定

 全国わかやまポンチ協会と県が進めている「わかやまポンチ」第4弾の試作コンペが3日、和歌山市吹上の和歌山大学付属小学校で開かれ、4年A組の6グループが試行錯誤の末に完成させた試作品を発表。この日「おいしい! 健康わかやま産品応援隊」に就任した田中理恵さん(26)も特別審査員として参加し、上田安里さん(9)ら5人が考えた「わかポン」が代表に選ばれた。10月下旬ごろの発売に向け、ファミリーマートが商品化していく。

 同グループのポンチは、イチゴムースとロールケーキがポイント。底には刻みチョコを敷き詰め、ムースの上には梅の甘露煮と和歌山の果物をたっぷり乗せた。審査ではイチゴムースとロールケーキのバランスがよかったと高評価を得た。特別審査員の田中さんも「イチゴムースがフルーツなどとマッチしてとてもおいしかった」と絶賛した。

 上田さんは「最初はオレンジゼリーとイチゴゼリー、ミカンムースが混ざってしまい失敗。それをイチゴムースに変えてみた。自分たちのポンチが選ばれるとは思わなかったのでびっくりです」と驚きながらも表情はにこやか。グループのメンバーは次の皆さん。
 野口実咲、上田安里、原彩夢、川地椋太、山田拓身