和大で初のチューリップリレー

 小学校・高校・大学・市民団体が花作りを通して世代間交流する「異校種をつなぐ連携実践チューリップリレー」が8日、和歌山市栄谷の和歌山大学で初めて行われた。

 花作りには同大学の学生をはじめ、和歌山工業高校の生徒、藤戸台小学校の支援学級児童、オープンガーデンわかやまのメンバーが参加。

 大学内「教育実践総合センター」横の花壇で行い、生徒や学生が芝だった庭をスコップなどで掘り起こした後、児童たちが赤や白など5色のチューリップの球根450個を植えた。

 大学院2回生の南拓弥さん(24)は「みんなで一つの目標に向かうことにやりがいがあった」。和工の藤沢慧君(17)は「チューリップリレーが今後も続けば」と話していた。