現職寺本氏が事務所開き 紀美野町長選
来年1月21日告示、26日投開票の紀美野町長選で3選を目指す現職寺本光嘉氏(69)=小畑=の後援会(舟底政算会長)は16日、動木地内の現地で事務所開きを行った。この日までに対抗馬の声はなく無投票が濃厚とみられる中、支持者ら650人が参集。寺本氏は「皆さんが心一つに生き生きと暮らせるまちづくりに挑戦したい」と熱い思いを語った。
寺本氏は「『心ひとつに町づくり』を掲げ、公平・公正な行政に努める中、皆さんの力で事業が進み、課題が解決に向かっています」と8年間を振り返り、3期目へ向けた決意を表明。次期町政への公約に「道路整備」「福祉充実」「教育向上」「農林商工業支援」「国体成功と活性化」「光通信網整備」「自然を生かした魅力あるまちづくり」「防災力強化」「広域行政の推進」の9項目を挙げており、「皆さんが生き生きすれば、まちが生き生きする。自然・夢・活気のあるまちにするため全力を注ぎます」と抱負を述べた。
事務所開き冒頭で舟底会長は「絶大なるご支援よろしくお願いします」とあいさつ。仁坂吉伸知事のメッセージ代読に続き、来賓の神出政巳海南市長、小椋孝一町議会議長、尾崎要二、藤山将材両県議が実績をアピールしながら支持拡大を訴えた。
後援会青年部「光和会」の前地勉会長の発声でガンバローコール。会場には半数以上の町議も姿を見せ、無投票ムードをうかがわせていた。