きょう有権者の審判 紀の川市議選
紀の川市議選(定数22)は17日、投開票が行われ、即日開票される。今回は現職17、新人9の計26人が立候補。定数は前回から2議席減り、4人オーバーとなっている。市選管は15日から順次、市内45カ所に投票所の設置準備を進め、後は有権者の審判を待つだけとなった。大勢判明は午後10時半ごろの見込み。
候補者の党派別内訳は、共産が現職2、新人1▽公明が現職1、新人2▽無所属が現職14、新人6。
今回の選挙は現職7人が一線を退き、9人の新人が出馬。しかし大きな争点がないのに加え市長選が無投票の影響で投票率は前回(平成21年)の71・92%を下回るという見方が強くなっている。そんな中、各陣営は街宣車での活動を中心にPRし、支持拡大を図ってきた。
市職員は約300人態勢で投票所となる集会所や児童館などに投票箱を設置。投票は一部地域を除き、午前7時から午後7時まで(田中小学校高野分校など計11カ所は6時まで)行われる。開票は市役所の南側にある打田中学校体育館で8時に始まる。1回目の発表は9時、以後30分ごとに発表される。9日現在の有権者数は5万4909(男2万5641、女2万9268)人。15日現在の期日前投票者数は7928人。