海南高校に表彰状 センバツ21世紀枠推薦校

 第86回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)21世紀枠の県推薦校に選ばれた県立海南高校の表彰式がこのほど、和歌山市の県立和歌山商業高校で行われた。

 表彰式には、同社和歌山支局の新土居仁昌支局長の他、県高野連の松下博紀理事長や同校野球部の滝本和昭部長、矢須健介主将らが出席した。

 矢須主将は新土居支局長から表彰状を受け取り、「夢に一歩近づけてうれしい。あいさつや制服の身だしなみなど、普段の行動をしっかりしていきたい」と話した。

 同校はことしの秋季近畿地区大会県予選で準優勝し、近畿大会に出場。実績に加え、文武両道を実践していることなどが評価され、今回初めて21世紀枠の推薦校に選ばれた。また県の一般推薦校にも選出されている。

 チームの特徴はバッテリーを中心とした堅実な守備で流れをつくり、攻撃につなげる。近畿大会では初戦で惜敗したが、強敵を相手に持ち前の守備力を見せた。

 各都道府県から選ばれた21世紀枠推薦校は来月13日、全国9地区の代表校に絞られ、来年1月24日の選考委員会で出場3校が決まる。